関節鏡視下手術とは、直径1~4mmの細いカメラや器具を関節内に挿入して行う手術です。ほとんど組織を傷めずに済むため、早期にリハビリを始め、元の状態に復帰することが可能です。
一般的には内科における内視鏡がよく知られていますが、整形外科においても、全身の関節に対してカメラを用いて行う関節鏡視下手術が最近めざましく進歩しました。
特にスポーツ選手に有用とされていたものが一般の人にも広まっています。
靭帯再建術や膝蓋骨脱臼整復術など数多くの手術の実績から、様々なケースに対応することができます。
当院において最も得意とする手術です。数多くの経験と実績で確実な治療を行います。(自験例15,000例以上)
充実した設備と研究により、いち早い復帰を目指しております。
スポーツ種目による障害・外傷の特殊性を理解し、早期スポーツ復帰を目的に、適切な治療に努めています。
私のもっとも大切にしていることは組織温存です。組織温存というのは、半月板や軟骨の痛んでいるところを取ってしまったり人工のものに置き換えるのではなく、自然に元に戻すことを目指すものです。プロスポーツ選手など関節に過酷な負荷を与え続けなければならない方にとっては人工のものを使わずに治療できることはとても大きなメリットになります。